Last Updated on 2022年8月15日
目次
Gmailに添付されたファイルをそのままファイルボックスに保存できるアプリがリリース
2022年8月10日に、
Gmailに添付されたファイルをそのままfreeeのファイルボックスに保存できる
アプリ「freee会計 for Google Gmail™」がリリースされました。
このアプリによって、
一旦PCに保存してからファイルボックスにアップロードされていた方はひと手間減ります。
- Gmailで受け取った請求書等データは、単にGmailを閲覧できるだけでは電子取引保存の要件を満たさない
- freeeのファイルボックスにアップロードすれば電子取引の保存要件(真実+検索)を満たす
- Gmailから直接添付ファイルをファイルボックスにアップロードできるように
Gmailを閲覧できるだけでは電子取引保存の要件を満たさない
「Gmailで添付された請求書、領収書データは
Gmailで閲覧できるのだから良いのでは?」
と思われるかもしれませんが、
電子取引はメールソフトで閲覧するだけでは保存要件を満たしません。
対象となるデータは検索できる状態で保存することが必要ですので、
当該データが添付された電子メールについて、当該メールソフト上で閲覧できるだけでは十分とは言えません。
電子取引保存の要件には、
- 真実性の確保(タイムスタンプOR訂正削除履歴OR事務処理規程)
- 検索機能の確保(取引年月日・取引先・取引金額で検索可能。税務調査時のデータDLに応じることが前提。)
の2つが必要です。
freeeのファイルボックスは❶の訂正削除履歴❷の検索機能を満たしますので、
アップロードするだけで電子取引保存の要件を満たすことができます。
アプリの使い方
実際に使ってみましたので、参考にしてみてください。
まず、アプリ利用をを以下のページから開始します。
Google Workplace Marketplaceのページへ移るので、
使いたいGmailアカウントであることを確認して、
インストールします。
権限を確認して続行します。
許可を求められるので、許可します。
その他、アプリ連携の開始もします。
Gmailを開くと、サイドバーにfreeeのマークが現れます。
PDFが添付されているGmailを開き、freeeのマークをクリックすると
アップロードする事業所を選択することができます。
アップロードするファイルも自動で選択してくれます。
アップロードが完了すると、
ファイルボックスへのリンクが表示されます。
無事、ファイルボックスにアップロードされました。
発行元、発行日、金額、勘定科目などを入力して登録します。
この業務で仕訳登録&電子取引保存の両方が完了します。
まとめ
クラウド会計freeeに、
Gmailに添付されたファイルをそのままファイルボックスに保存できるアプリがリリースされたので
紹介しました。
Gmailで領収書等のデータを受け取ることが多い方は是非お試しください。