Last Updated on 2021年9月10日
目次
freeeアプリストアとは
クラウド会計freeeをもっと便利に使いたい、という方にオススメなのがfreeeアプリストアです。
freeeアプリストアとは、外部サービスとの連携、freeeの機能を拡張するアプリが公開されているストアです。
多くが、無料で利用できます。
出典:freeeアプリストア | クラウド会計ソフト freee
- freeeアプリストアは、外部サービスの連携と拡張機能を提供するストア
- freeeユーザーであれば誰でも利用できる
- オススメのアプリ3選
- 開発もできる
利用できる人
freeeのアカウントがある人は誰でも利用することができます。
おすすめのアプリ3選
わたしがおすすめするアプリ(今回はfreee拡張アプリ)を3つ紹介したいと思います。
前受/前払入力アプリ
前受金、前払金などの経過勘定項目を効率よく処理するためのアプリです。
例えば、年一括払いの売上を、12ヶ月に按分したい場合などです。
この場合は、取引の「更新」機能で行うことが可能です。
以前記事にしました。
ただ、数が多いとひとつひとつ処理するのが大変です。
そこで、このアプリを使えば金額、発生期間などを指定するだけで自動で金額を按分し、更新の処理をしてくれます。
例えば、1年分の売上12万円を現金で一括で先に受け取ったとします。
アプリ画面で、次のように入力します。(前受しているので、勘定科目は「前受収益」とします)
按分期間と、按分開始月、振替先の科目・税区分を設定します。
これで登録すると、1年分の売上を自動で按分して更新処理してくれます。
年間売上を前受けすることが多い会社には、非常に便利な機能だと思います。
Googleスプレッドシート連携アドオン
GoogleスプレッドシートとfreeeをAPIで直接連携して、試算表などのデータをスプレッドシートに書き出すことができるアプリです。
Google スプレッドシート連携アドオン | freeeアプリストア
最初に認証作業などが必要になります。
下記のように、「アドオン」メニューから明細や取引の取得をできるようになります。
freeeのWebページからデータをダウンロードしようとすると一旦csvにしてExcelで開いて・・
と面倒なのですが、こちらはfreeeとスプレッドシートが直接つながっているので瞬時にデータを入手できるのが魅力的です。
データを連携して、そのままグラフに使う、などの方法が考えられます。
月次数値をまとめる際に最適ではないでしょうか。
決算サポートアプリ
法人決算前のチェックをしてくれるアプリです。
例えば同じ月に同じ科目・取引先・似たような金額で登録されたものについて
「重複じゃないですか?」と確認してくれます。
預金残高が合っていない場合も教えてくれます。
固定資産台帳の登録が必要では?というチェックも。
マイナスになっている科目も、アラートがでます。
正直このチェックをしたから安心、とまではいきませんが
顧問税理士のついていない会社、はじめて申告を行う会社などは
役に立つ機能と考えています。
開発することも可能
以上はアプリを利用する側ですが、
自分でアプリを作り、freeeアプリストアで販売することもできます。
freee Developers Community | freee Developers Community
プログラミングの知識がある方は、挑戦してみると良いかもしれません。
以前、Googleスプレッドシートと連携してデータを取り出す機能を作ったことがあります。
自社に合わせたアプリが開発ができるのがメリットですね。
まとめ
クラウド会計freeeをもっと便利に使いたい、という方にお勧めがのfreeeアプリストアを紹介しました。
freeeのこのような外部のサービスと積極的に連携していくスタンスが、気に入っています。
是非、お試しください。